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2024-05-30 10:00:00

⑨住宅ローンの借り換えとは?

こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。

住宅ローンを借りたら、ずっとその金融機関に返済し続けなくてはならない…というわけではありません。住宅ローンは途中で「借り換える」という方法があります。
今回は住宅ローンの借り換えについてご紹介します。

■どうして借り換えるの?
住宅ローンを借り換える主な目的は、総支払額を削減することです。現在のローンよりも金利の低い住宅ローンに借り換えることで、利息分の支払額を減らすことができます
その際、毎月の返済可能額を見直すことで、完済までの期間を短くしたり、期間はそのままで毎月の返済額を減らしたりすることもできます。

■どうやって借り換えを検討するの?
住宅ローンの借り換えを検討する際は、まず現在の支払いと今後の支払合計額を計算します

例:現在のローン残高が3,000万円で金利が1%、残り返済期間が25年だとすると、総返済額は33,918,300円

次に、借り換えでの月額返済額を試算して、完済までの総支払額を計算します。

例:借入額3,000万円で金利が0.5%、返済期間25年とすると総返済額は31,920,000円

借り換え手数料や印紙税、抵当権抹消費用などの諸費用が920,000万円かかったとすると、1,078,300円の軽減です。
借り換え前は113,061円だった毎月の返済額が、106,400円に減額します。
以上、すべて概算ですが、諸費用を差し引いて約100万円軽減できるという計算になります。

■注意したいことは?
借入額にもよりますが、借り換えには100万円近くの諸費用がかかるということは念頭に置くべきでしょう。また、借り換え前と後の差額が、手間に見合う額なのかという点には注意したいところです。

■まずは今借りている金融機関に相談を
住宅ローンの借り換えを検討したら、まずは現在使用中の金融機関に相談してみましょう。金融機関によっては、借り換え諸費用よりも低い費用で条件変更を提案してくれることもあります。
条件変更の余地がない場合には、改めて今金利が低い、またはサービスのよい金融機関を探しましょう。

資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!