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家づくりは一生のお付き合い
家は、20年、30年…と長く住み続けるもの。家づくりは一生のお付き合い」だと考えています。
だから、しもつけ匠会は、 「建てたら終わりではなく、暮らし始めてからもずっと“暮らしのパートナー”。 何といっても、地元の工務店だからこそ、 「何かあればすぐ駆け付けられる」ことが一番の強みです!
しもつけ匠会とオーナーさまの関係は続きます。 私たちはいわば、○突然、故障やトラブルが発生してしまった…!○ライフスタイルが変わってリフォームをしたい○住み始めてから10年以上たつけれど、家の状態は大丈夫?
など、長く暮らしていると、必ず悩み事心配事が出てきます。
特に、突然トラブルが発生したら、 不安と焦りで居ても立っても居られないですよね。そんな時も、しもつけ匠会なら365日24時間、カスタマー窓口が対応し、 迅速に駆け付けるのでご安心ください!
もちろん、メンテナンス専門スタッフによる
定期点検(3か月、1年、2年、5年、10年)も実施しています。 点検項目に従って、家の健康状態を厳しくチェック! 人の身体と同じで、家も早期発見・修繕で、長く安心安全に暮らせますよ♪
世代を超えて、長く愛着を持って暮らせる家づくりを。
地元工務店ならではの手厚いアフターフォロー&サポートで みなさまの家づくりをお手伝いいたします!
木材について知ろう!第12話「匠 乾太郎ができるまで」
しもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!
「木材について知ろう!」
!本日最終回!
今回は前回でもお話した、しもつけ匠会の母体である木の花ホームが採用している『匠 乾太郎(たくみ かんたろう)』のできるまでについてご紹介していきます!
工程は大きく分けて6工程です。
①原木の仕入れ・搬入
ヒノキの生産量日本一を誇る岡山県をはじめ、全国の原木市場から厳選されたヒノキの原木を購入し、製材工場に搬入します。
②皮むき
製材工場に搬入されたヒノキの原木は「リングバーカー」と呼ばれる自動皮むき機で、鉛筆を削るように樹皮をそぎ落とします。
③製材加工
熟練の職人が一本一本の木の性質を見て、四角い形状に切り出します。この段階ではまだ含水率が50~80%あり、触れると弾力があります。
④乾燥
乾燥庫に入れ、独自の乾燥スケジュールで徹底的に管理します。この時点で含水率が15%以下になり、出庫後は最低2週間養生することで、含水率が均一化されます。
⑤仕上げ
乾燥と養生を終えた木材は「ラフ材」と呼ばれ、まだ表面がザラザラした状態です。これをモルダー加工で表面を平滑にし、規格寸法にします。モルダー仕上げされた木材には1本ごとにロットナンバーが印字され、産地から製造工程まですべてを辿ることが可能になります。
⑥含水・強度測定~出荷
マイクロ波含水計で含水率を、打音指揮強度測定器でヤング(強度)を測定します。測定したデータは集計機にて全数管理されます。さらにJAS格付け師によって目視選別を行い、合格したものにのみJASシールが貼られ、製品として出荷されます。
各木材にロットナンバーが印字されて産地からすべてをたどることができるって凄いですよね!製品への自信があるからこその取り組みだと思います。
山から切り出されたヒノキが木材になって出荷されるまでにかかる時間は最低でも20日間なんだそうです。
先ほど⑥の工程でJASシールが貼られたものが製品として認められるとありましたね!
JASによる品質証明って何なのでしょうか?なんとなくすごそうだけど。。。
JASとは農林水産製品について、全国的に統一して定めた規格のことを言います。
「匠 乾太郎」には必ずJASマークがありますが、この厳しい規格をクリアすることが品質の裏付けになっているんです!
ここまでこだわっている製品はまさに匠と言えますよね✨
私たち木の花ホームは職人たちの匠の技にもこだわっていますが、「人」だけでなく「もの」にもしかっりこだわって選んでいるんです(^^♪
展示場では木の花ホームのこだわりを存分に知ってもらえると思いますので興味が湧いた方は是非足を運んでみてください!
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました!
木材について知ろう!第11話「匠 乾太郎ができるまで」
栃木に根差して100年以上の木の花ホームしもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!
「木材について知ろう!」
!本日最終回!
今回は前回でもお話した、木の花ホームが採用している『匠 乾太郎(たくみ かんたろう)』のできるまでについてご紹介していきます!
工程は大きく分けて6工程です。
①原木の仕入れ・搬入
ヒノキの生産量日本一を誇る岡山県をはじめ、全国の原木市場から厳選されたヒノキの原木を購入し、製材工場に搬入します。
②皮むき
製材工場に搬入されたヒノキの原木は「リングバーカー」と呼ばれる自動皮むき機で、鉛筆を削るように樹皮をそぎ落とします。
③製材加工
熟練の職人が一本一本の木の性質を見て、四角い形状に切り出します。この段階ではまだ含水率が50~80%あり、触れると弾力があります。
④乾燥
乾燥庫に入れ、独自の乾燥スケジュールで徹底的に管理します。この時点で含水率が15%以下になり、出庫後は最低2週間養生することで、含水率が均一化されます。
⑤仕上げ
乾燥と養生を終えた木材は「ラフ材」と呼ばれ、まだ表面がザラザラした状態です。これをモルダー加工で表面を平滑にし、規格寸法にします。モルダー仕上げされた木材には1本ごとにロットナンバーが印字され、産地から製造工程まですべてを辿ることが可能になります。
⑥含水・強度測定~出荷
マイクロ波含水計で含水率を、打音指揮強度測定器でヤング(強度)を測定します。測定したデータは集計機にて全数管理されます。さらにJAS格付け師によって目視選別を行い、合格したものにのみJASシールが貼られ、製品として出荷されます。
各木材にロットナンバーが印字されて産地からすべてをたどることができるって凄いですよね!製品への自信があるからこその取り組みだと思います。
山から切り出されたヒノキが木材になって出荷されるまでにかかる時間は最低でも20日間なんだそうです。
長い道のりですね~
先ほど⑥の工程でJASシールが貼られたものが製品として認められるとありましたね!
JASによる品質証明って何なのでしょうか?なんとなくすごそうだけど。。。
JASとは農林水産製品について、全国的に統一して定めた規格のことを言います。
「匠 乾太郎」には必ずJASマークがありますが、この厳しい規格をクリアすることが品質の裏付けになっているんです!
ここまでこだわっている製品はまさに匠と言えますよね✨
私たち木の花ホームは職人たちの匠の技にもこだわっていますが、「人」だけでなく「もの」にもしかっりこだわって選んでいるんです(^^♪
展示場では木の花ホームのこだわりを存分に知ってもらえると思いますので興味が湧いた方は是非足を運んでみてください!
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました!
木材について知ろう!第10話「匠 乾太郎のこだわり」
栃木に根差して100年以上の木の花ホームしもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!
「木材について知ろう!」
今回は第10話、木の花ホームが採用している『匠 乾太郎(たくみ かんたろう)』についてもう少し詳しくご紹介していきます!
早速ですが『匠 乾太郎』には、前回紹介した芯持ち材の他にもこだわりがあるんです✨
それは、背割りが無いということです!今回はこれについて詳しく説明させてください😊
まず前提として、芯持ち材には背割りを入れる必要があります。
背割りとは、芯持ち材を乾燥させるときに発生する「割れ(背割り)」を防止・軽減するために、見えない背の部分に、丸鋸を使って樹心に達する割れ目をあらかじめつくることをいいます。背割りを入れることで、木の中心部の水分がすばやく蒸発し、他の面の割れが発生しにくくなるんです。
じっくり乾燥させたらゆっくり収縮して割れないのではないか・・・?
と思いますが、これが必ず割れてしまうものなのです😢
理由は、木材の柾目(木の半径方向)は一般的に2%ぐらい乾燥収縮しますが、板目(木材の 接線方向)はその2倍の4%ぐらい乾燥収縮する性質があるためです。
なので、これらを防ぐためにはどうしても割れ目を入れなくてはなりません。
簡単に言うと、背割りを入れることで余計な割れを無くしているということになります🙆
業界では表面割れも内部割れも、極端でなければ強度に問題はないとは言われてはいるのですが、何年も住む家となると、割れている柱が使用されていては不安ですよね・・・。
実際にお家を建てる上で、柱に割れがあって大丈夫なのか・・・?等の不安も耳にします。
そんな不安を少しでも減らすため、木の花ホームでは独自に開発された乾燥技術によって背割りを無くすことに成功した『匠 乾太郎』を採用しているのです!
(↑『匠 乾太郎』は、一般的なヒノキ材よりも含水率を大幅に低下させることで、木材の強度を低下させたり、経年によって歪みや亀裂の原因となる背割りを無くすことができています)
お家を建てる上で、木材の特性を知っていることは安心材料にもなりますね!
「木の風合いを活かした家を建てたい!」と思っている方はこのような木の特性などを調べてみるととても面白いと思います✨
次回は『匠 乾太郎』ができるまでの過程をご紹介します!
お楽しみに~!
木材について知ろう! 第9話 「芯持ち材」
栃木に根差して100年以上の木の花ホームしもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!
「木材について知ろう!」
今回は第9話、木の花ホームで採用している「芯持ち材」についてご紹介していきます!
まずはじめに「芯持ち材」とは・・・
名前の通りですが、丸太を製材した時に「芯」を含んだ木材のことで、
一般的に強度、耐久性が高いことで知られています。
そのため、柱や土台などの構造材として使われます。
一方で「芯」を含まない木材のことを「芯去り材」といい、木目が比較的均一で綺麗に表れるのが特徴です。
こちらはそんな特徴を活かして、和室の化粧材(表に現れる部材)や仕上げ面に使われることが一般的です。
「芯持ち材」「芯去り材」それぞれに特徴があり適材適所の使い分けが重要ですね!
今回は構造材に使われる「芯持ち材」について、
木の花ホームのこだわりをお伝えできればと思います!
構造材には無垢材(丸太から切り出した天然のままの木材)を使用しているのですが、
特に柱と土台にはこだわりがあり、国産ヒノキの芯持ち無垢材である『匠 乾太郎(たくみ かんたろう)』
を、採用しています。
あまり馴染みが無いかと思いますが、
樹齢50~60年の原木につき1本しか採れない芯持ち材としてヒノキの性能を最大限に引き出した、
国産ヒノキの天然無垢材ブランドなんです!
そもそもヒノキの良さとは・・・
・耐久性に優れている 古来より寺社仏閣には欠かせない木材として使用されていて、 ヒノキが使われた建築物として法隆寺や薬師寺のように1000年以上の歴史が証明しています。 鉄筋コンクリートの耐久年数が30~50年と言われているので、いかにヒノキが優れているかが分かりますね!
・薬剤を使わず天然のシロアリ対策になる ヒノキにはシロアリが苦手とされる精油成分がたくさん含まれています。 そのため薬剤を使用しての防蟻処理をしなくてもシロアリによる被害が少ないとされています。 そのほかにもダニに効果のある成分も含まれるため、アレルギーを起こしにくいともされています!
・防腐・抗菌・消臭効果がある ヒノキの香りの中には細菌の発生を抑制する成分が含まれているので、 菌が繁殖して木材が腐るのを防いでくれます!
・リラクゼーション効果がある ヒノキの香りの中に含まれる成分により、副交感神経が刺激され、リラックス効果があるとされています。 アロマオイルや芳香剤、それからヒノキ風呂やサウナなどでも多く活用されているのも納得ですね!
目に見える部分も重要ですが、見えない構造材の部分にもこだわっている
木の花ホームに共感いただけたら嬉しいです!次回は『匠 乾太郎』について、もう少しご紹介していきます!
お楽しみに~!