ブログ
木材について知ろう! 第2話 「樹木の組織」
木材について知ろう!
本日は第2話になります(^^)/
さっそくですが、、、
木材って、お肉みたいに部位ごとに名前が付いているのは知っていますか??
皆さんが聞きなじみがあるのは『年輪』や『節』などでしょうか🤔
『年輪』は線の本数で木の年齢が分かると言われますよね??
誕生日に1本ずつ増えていくのでしょうか?なんで線が増えていくのか不思議じゃないですか??
実は、暑い夏と寒い冬で木の成長スピードが変わるからなんですΣ(・ω・ノ)ノ!
みなさ~ん!数えてみてください!!!😊
『年輪』は、春~夏にかけて成長した春材(早材)と、夏~秋にかけて成長した夏材(晩材)でつくられます
幅の広い部分が春材、線が濃い部分が夏材となります
暑い時期と寒い時期を過ごすことで年輪はできますが、一年中暑い地域の木は???
ず~っと夏材ってことですよね、、、
この木、赤い部分と白い部分に分かれていますね
赤い部分は、木の中心部分なので『心材』
白い部分は、木の外周部分なので『辺材』と呼んでいます
『心材』は、赤みがかっているので『赤身』
『辺材』は、白みがかっているのですが『白太』と言います
白身じゃないんかいっ!って思いますが、『白太』です!!!😅
ちなみに、心材と辺材部分を『木部』と言うこともあります。
木のど真ん中は『髄』と言います
骨の髄みたいな感じです
『樹皮』は、木の一番外側部分のことです
動物に毛皮があるように木には樹皮があります
『節』は、途中で生えた木の枝部分のことです
お家に使う木材をつくるには、見栄えの良い綺麗な木が良くないですか??
枝は光合成するために必要ですが、枝を切らないと綺麗な木目が出ません。
節だらけの木は見栄えが良くないので、不要な枝は切っていきます
この、枝を切ることを『枝打ち』と言います
木は、先端部では高さ方向へ成長し、樹皮の内側では形成層が細胞分裂すると長く、太く成長します
細胞分裂した若い組織は『樹皮』の内側部分(白太部分)に増えていきます
皆さん、今日も木材の知識が増えましたね!
身近にある木ですが、『え~!そうだったんだ!!』『そういうことか!!』と、新しい発見があります!
次回もお楽しみに!👋