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木材について知ろう!第12話「匠 乾太郎ができるまで」
しもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!
「木材について知ろう!」
!本日最終回!
今回は前回でもお話した、しもつけ匠会の母体である木の花ホームが採用している『匠 乾太郎(たくみ かんたろう)』のできるまでについてご紹介していきます!
工程は大きく分けて6工程です。
①原木の仕入れ・搬入
ヒノキの生産量日本一を誇る岡山県をはじめ、全国の原木市場から厳選されたヒノキの原木を購入し、製材工場に搬入します。
②皮むき
製材工場に搬入されたヒノキの原木は「リングバーカー」と呼ばれる自動皮むき機で、鉛筆を削るように樹皮をそぎ落とします。
③製材加工
熟練の職人が一本一本の木の性質を見て、四角い形状に切り出します。この段階ではまだ含水率が50~80%あり、触れると弾力があります。
④乾燥
乾燥庫に入れ、独自の乾燥スケジュールで徹底的に管理します。この時点で含水率が15%以下になり、出庫後は最低2週間養生することで、含水率が均一化されます。
⑤仕上げ
乾燥と養生を終えた木材は「ラフ材」と呼ばれ、まだ表面がザラザラした状態です。これをモルダー加工で表面を平滑にし、規格寸法にします。モルダー仕上げされた木材には1本ごとにロットナンバーが印字され、産地から製造工程まですべてを辿ることが可能になります。
⑥含水・強度測定~出荷
マイクロ波含水計で含水率を、打音指揮強度測定器でヤング(強度)を測定します。測定したデータは集計機にて全数管理されます。さらにJAS格付け師によって目視選別を行い、合格したものにのみJASシールが貼られ、製品として出荷されます。
各木材にロットナンバーが印字されて産地からすべてをたどることができるって凄いですよね!製品への自信があるからこその取り組みだと思います。
山から切り出されたヒノキが木材になって出荷されるまでにかかる時間は最低でも20日間なんだそうです。
先ほど⑥の工程でJASシールが貼られたものが製品として認められるとありましたね!
JASによる品質証明って何なのでしょうか?なんとなくすごそうだけど。。。
JASとは農林水産製品について、全国的に統一して定めた規格のことを言います。
「匠 乾太郎」には必ずJASマークがありますが、この厳しい規格をクリアすることが品質の裏付けになっているんです!
ここまでこだわっている製品はまさに匠と言えますよね✨
私たち木の花ホームは職人たちの匠の技にもこだわっていますが、「人」だけでなく「もの」にもしかっりこだわって選んでいるんです(^^♪
展示場では木の花ホームのこだわりを存分に知ってもらえると思いますので興味が湧いた方は是非足を運んでみてください!
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました!