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2024-04-08 10:00:00

③住宅ローンの金利~固定金利と変動金利~

こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。


金利とは借入金額にかかる利子のこと。もちろん住宅ローンにも利子はつき、借入先やプランを選ぶ大きな手掛かりになります。今回は、住宅ローンの金利の特徴についてご紹介します。

■全期間固定金利
固定金利とは、借入当時の金利が完済までずっと変わらない金利のことです。毎月の支払額が一定になり、返済計画が立てやすいのがメリット。安定している代わりに金利は変動金利よりも高めに設定されますので、低金利で推移している場合は総支払額が多くなってしまう点がデメリットです。

■変動金利
半年ごとに金利を見直し、世の中の金利の変動に合わせて利子の金額が変わります。不安定なので、固定金利よりも低めに設定される傾向にあります。
金利がぐんと上がってしまえばそのぶん毎月の支払額が増えますので、その点を考慮に入れた返済計画が必須です。
ただし、日本ではここ30年ほど2.5%前後(都市銀行の店頭金利)の低金利で推移しており安定傾向。そのため変動金利を選ぶ方が全体の約7割を占めています

■固定金利選択型
借り入れる際に、2年・5年・10年…など一定期間は固定金利で支払い、期間終了時に変動金利にするか、再度固定金利選択型にするかを選択できる金利タイプです。
返済を始めてから一定期間、毎月の支払額が変わらないので、安定した返済計画が立てられます。
全期間固定金利よりは金利が低く設定される傾向にあります。

資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!

2024-03-29 10:00:00

②住宅ローンの種類~公的融資・民間融資・フラット35~

こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。


住宅ローンを借りる先はひとつではなく、銀行や自治体などさまざまです。今回は住宅ローンの種類についてご紹介します。

■公的融資(公的ローン)
公的融資とは、国や自治体などの公的機関が提供している住宅ローンのこと。財形住宅融資自治体融資などが代表的です。
比較的金利は低めですが、財形住宅融資であれば財形貯蓄を1年以上続けていること、自治体融資であればその自治体に一定期間居住または勤務していることなどの条件があります。また、購入する物件にも条件が課せられます。

■民間融資(民間ローン)
銀行や信用金庫などの民間金融機関やJA、住宅ローン専門会社などが取り扱っている住宅ローンです。まれに生命保険会社も住宅ローンを取り扱う場合があります。
商品展開が豊富で、たくさんの中から借入先や金利プランを選ぶことができます。また、がん保険などの特典がついてくる場合もあります。

■フラット35
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して扱っている住宅ローンです。窓口は銀行、提携先は公的機関となります。
特徴としては固定金利であること、団体信用生命保険に加入しなくてもローンを組めること、繰り上げ返済手数料が不要ということです。
なお、対象物件の省エネ性能やバリアフリー性などが条件を満たしていれば、金利が引き下げられる「フラット35 S」などのプランもあります。

資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!

2024-03-23 10:00:00

①住宅ローンとは?

こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。

マイホームづくりを考え始めると、物件や間取りの情報収集をされる方が多いと思います。
立地は?デザインは? 家づくりには調べることがたくさんありますが、実はもっとも気になるのは「資金」のことではないでしょうか?
なんとなく「住宅ローンを借りるのだろうな」と思っているけれど、「具体的にどうしたらいいのかわからない!」という方は多いはず。

しもつけ匠会では、マイホームでの楽しい暮らしのため、資金計画をしっかりとして無理のない住宅ローンをおすすめしています。
お客様に資金計画の大切さを知っていただくため、今回より住宅ローンについて丁寧に紐解いていきます!
では、そもそも住宅ローンとは何なのでしょうか?

■住宅ローンの成り立ち
日本の住宅ローンの歴史は、明治時代に遡ります。現在のみずほ銀行の創設者である安田善次郎氏が「東京建物」という不動産会社を設立し、住宅の割賦販売を始めたことがルーツです。
それまでは金銭貸付業者などからお金を借りるのが一般的でしたが、金額も大きいため、返済が滞ることが多く社会問題となっていたといいます。
住宅ローンが一般市民に周知され始めたのは1950年代のこと。住宅金融公庫が設立されたことがきっかけでした。
公的な貸付制度ができたことや高度経済成長の後押しもあり、住宅ローンは広く普及されるようになります。1960年代には民間金融機関による住宅ローン商品も増え、住宅を購入すること、そのためにお金を借り入れることが一般的になりました。

■ベッドタウンの出現
鉄道が発展して首都圏から都心へ出勤しやすくなったことも、住宅ローンの普及に一役買ったと考えられています。
都心に一戸建てやマンションを購入するのは難しくても、首都圏なら手が届く…という国民総中流時代。「ベッドタウン」が各地で開発され、マイホームをもつ人が増えていきました。

公的な貸付制度から始まり、民間金融が参戦することで固定・変動金利といった種類が増えて低金利競争となり、現在の住宅ローンの形になっていきました。

資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!