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⑦団体信用生命保険とは?
こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。
住宅ローンを借りる際、団体信用生命保険への加入が義務付けられていることがあります。今回は、団体信用生命保険、通称「団信」についてご紹介します。
■団体信用生命保険とは?
団体信用生命保険とは、住宅ローン返済中に契約者が死亡または高度障害状態(病気や怪我によって永久に身体の機能が失われる、または介護が必要となった状態)となった場合にローン残高がゼロになる、生命保険の一種です。
保険会社からローン残高分の保険料が直接借入先の金融機関に支払われるため、家族への金銭の支払いはありません。
基本的に住宅ローン契約時にしか加入することができませんので、中途加入を希望する場合は住宅ローンを借り換える必要があります。
■団信の保険料はどのくらい?
通常、団信の保険料は金利に含まれているため、別途支払いはありません。金融機関にもよりますが、金利のうちの約0.3%が団信に充てられているといわれます(金利の変動によって、団信保険料の割合の変動も考えられます)。
■加入できないことがあるの?
団信は生命保険ですので、加入するには年齢や健康状態などに関する条件が設けられています。健康状態によっては、加入不可、または金利上乗せといった対応をとられる場合も。また、団信強制加入の住宅ローンの場合、団信に加入できないとローン自体が借りられないこともあります。
団信に加入するかどうかを選択できる住宅ローンもあります。例えばフラット35は2017年10月より団信付きとなりましたが、団信に加入しない場合の借入金利は「新機構団信付きの【フラット35】の借入金利-0.2%」と、団信金利分を差し引いた金利となります。
資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!
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⑥住宅ローンのメリット・デメリットとは?
こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。
住宅は何千万円という大きな買い物ですので、マイホーム購入の際は住宅ローンを組む人が大半です。
住宅ローンを組むことのメリット・デメリットを知り、リスク管理につなげましょう。
■住宅ローンのメリット
・資金がなくても高額な買い物ができる
「家」という高額な買い物を、まとまった資金がなくても購入できることが最大のメリットといえるでしょう。
・持ち家を手に入れられる
「毎月払う」という行為は家賃と同様ですが、住宅ローンの場合マイホームを担保にして借りたお金を返済しているので、完済した際に資産になります。団体信用生命保険に加入すれば、契約者に万が一のことがあっても安心です。
また、住宅ローン控除によって一定期間 所得税が減税されます。
・長期ライフプランを立てることができる
無理のない返済計画を立てることで、マイホームを手に入れながら生活資金、教育費、貯蓄にも収入を充てられます。
「老後、住む場所に困らない」ということは大きな安心感を与えてくれます。
■住宅ローンのデメリット
・借金を背負うことになる
住宅ローンを利用して手に入れたマイホームは、資産であると同時に負債でもあります。ライフプランを考慮した無理のない資金計画は必須です。
・利息がかかる
融資とは借金ですので、借りた額や期間に応じて利息がかかります。本来の購入額より1,000万円以上多い金額を払うことも珍しくありません。
・滞納のリスク
住宅ローンの返済は長期にわたるため、その間に不況、勤め先の業績低下、倒産などが原因で収入が減少し、返済が滞ることも考えられます。
契約者の病気や死亡などにより返済不能になった場合は、団体信用生命保険に加入していれば対応が可能です。
以上のメリット・デメリットを知ることで、家庭でもリスクマネジメントを行うことができます。さまざまな可能性を考えて、対策しておくことが大切です。
資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!
⑤住宅ローンを組むための諸費用
こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。
住宅ローンを組むためには手数料などの諸費用がかかります。今回は、諸費用の種類についてまとめました。
■融資手数料
住宅ローンを借りるにあたって、契約先の金融機関に支払う手数料。「定額制」と「定率制」があり、金融機関によって異なります。
■ローン保証料
保証会社に保証人になってもらうために支払う費用です。事情があり金融機関へのローン返済が難しくなった場合、代わりに返済してくれます。その後の返済がなくなるわけではなく、借入先が金融会社から保証会社に変わります。
■団体信用生命保険
住宅ローン返済中に契約者に万が一のことがあった場合、その後の返済額がゼロになる保険です。金利に含まれることがほとんどですが、借入先の金融機関によっては上乗せになることもあります。
■火災保険・地震保険
保険料は住宅の種類や保険期間、補償内容などによって、年間数万円~数十万円と開きがあります。
■印紙・登録免許税
諸手続きの際に必要になります。金額は法律で決められており、融資金額が1千万円を超え5千万円以下の場合は2万円です。
登記費用のひとつである登録免許税は借入れ金額×0.4%ですが、要件を満たせば軽減されます。
■不動産所得税
土地や建物を取得したときに課税されます。原則として新築建物の場合は(固定資産税評価額―1,200万円)×3%となります。
これらの諸費用は物件購入価格によって変動するものが多いので一概にいくらとはいえませんが、数十万円~数百万円と大きな金額になります。
諸費用についても計算に入れて、資金計画を立てましょう。
資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!
④住宅ローンの返済方式~元利均等返済と元金均等返済~
こんにちは! 「坪50万円からの家造り」しもつけ匠会です。
金利に種類があるように住宅ローンには返済方式にも種類があり、どちらを選ぶかで毎月の返済額や総返済額が変わってきます。今回は、元利均等返済と元金均等返済についてご紹介します。
■元利均等返済
「元利均等返済」とは、毎月の返済額が一定になる返済方式です。例えば初年の支払額が月10万円だとしたら、返済完了までずっと毎月10万円を返し続けます。
毎月の返済額の元金と利息の割合は一定ではありません。借入れ当初は利息の割合が高いので、元金の減りはゆるやか。そのため、総返済額が元金均等返済よりも多い計算になります。
■元金均等返済
「元金均等返済」とは、借りた金額(元金)を返済期間で均等に割り、その金額に残高に応じた利息をプラスした額を返済する方式です。
そのため、借入れ当初の返済額は高く、徐々に減っていきます。また元金の減りが早いので、元利均等返済に比べて総返済額が少なくなります。
■それぞれのメリット・デメリットは?
・元利均等返済の場合
メリットは新居への引っ越しや養育費など、何かと出費が多い年代の借入れ当初に毎月の返済額が少ないこと、返済額が一定で計画が立てやすいこと。
デメリットは総返済額が元金均等返済に比べて多くなることです。
・元金均等返済の場合
メリットは総返済額が元利均等返済に比べて少ないこと、年数が進むにつれて返済額が減っていくことです。
デメリットは毎月の返済額が安定しないこと。特に借入れ当初の返済額が高いので要注意です。
■どちらが選ばれている?
圧倒的に「元利均等返済」を選ぶ人が多いです。これには長く続く低金利が関係しています。「元金均等返済」は総返済額が多くなると述べましたが、変動金利を選んだ場合、35年ローンで5000万円を借りたとしても、総返済額の差は50万円ほどにしかなりません(2022年現在)。借入れ当初の返済額の低さ、返済計画の立てやすさに魅力を感じる人が多いのもうなずけますね。
一方で、固定金利を選んだ人の場合は金利が高いぶん総返済額の差額も大きくなりますので、家計とのバランスを考慮して「元金均等返済」を選んでもよいかもしれません。
資金計画についてお悩みの方、住宅ローンについてもっと詳しく知りたい方はしもつけ匠会スタッフにお気軽にご相談ください!