しもつけ匠会

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2024-10-28 17:04:00

木材について知ろう! 第7話 「乾燥材と未乾燥材」

栃木に根差して100年以上の木の花ホームしもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!

「木材について知ろう!」

本日は第7話をお届けしていきます!

 

前回は無垢材について紹介しました。

今回は無垢材の中でも乾燥材未乾燥材の違いに注目していきたいと思います!

 

それぞれに種類と名前があるんです。

人工乾燥材の「KD材」・・・人工的に短期間(2週間~1ヶ月)で乾燥させた材料

天然乾燥剤の「AD材」・・・天日にさらして半年~1年かけて自然乾燥させた材料

「葉枯らし材」・・・伐採後一定期間、葉を付けたまま山で自然乾燥させた材料

未乾燥材の「グリーン材」・・・生材とも言い、製材したまま乾燥させなかった材料

大きく上の4種類があります。

 

種類があるんだな~ということはわかりましたが、ズバリ住宅にはどれを使用するのがいいのかが気になりますよね?

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住宅では一般的に乾燥材を使用しています。

それには木を乾燥させることで生まれる3つのメリットが関係しています!

 

1. 強度向上

乾燥させることで曲げ強度が向上して「折れにくい」「たわみにくい」木材へと変化します。

 

2. 耐蟻性・耐朽性向上

木材腐朽菌の発生が抑制されることで「腐りにくい」「シロアリに強い」木材になります。

 

3.寸法狂いの減少

ある程度乾燥した木材は、温度・室度などの環境変化による寸法の変化が少なくなります。
それにより、建具の建て付け、クロスのひび割れ・よじれなどの不具合が生じにくくなります。
また、気密性も向上するためエアコンの効きもよくなります。
 
 
乾燥させるだけでこれだけのメリットができるんです!
奥が深いですね~
 
ここまでの話から乾燥させていないグリーン材は何のためにあるんだ?となっちゃいますよね。。。
グリーン材の最大のメリットは「安さ」です。
乾燥させる手間がないのでコスト削減にはもってこいなんですね。
 
家を建てる際にどうしても気にしないといけないのが費用ですよね。
しかし何十年も生活する空間となりますから、使われるものの種類やメリット・デメリットを知ったうえで選択していただけたらいいなと思います。
 
それでは今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに~👋
2024-10-24 17:01:00

木材について知ろう! 第6話 「無垢材」

栃木に根差して100年以上の木の花ホームしもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識をご紹介!

「木材について知ろう!」

本日は第6話「無垢材」についてご紹介します!

そもそも無垢材って何なのでしょう...?

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無垢とは「傷や欠けのない、純粋な」という意味の言葉で、木材の中でも表面に節や接合部がなく、一枚板であるような木材のことを指します。つまり、無垢材とは一本の木から切り出されたまっすぐな部分のことを指し、木目や色合いが一様で美しい特徴を持っている木材なんです!✨

家具や床材、内装材などの高級な木材として利用されることが多く、天然な木材そのものであり、木の風合いや温かみを感じることができることから、多くの人に愛されいるんですよ🥰

 

そんな愛されている無垢材、特性を生かしてさまざまな使い道があり、

耐久性が高く水や湿気にも強いので、床材キッチンやバスルームのカウンター部材や建築材料

更に、大きな特徴でもある美しい木目、木の温もりを感じられる点から家具製作内装材にも使用されるのです✨✨

 

ここまで魅力的な特徴があるとどんな種類があるか気になってきちゃいますよね...?👀

 

そこで無垢材を少しご紹介!👇

・オーク

耐久性が高く、木目が美しいことから家具や床材として人気があり、フローリングでよく使用されます。

・ウォールナット

ダークな色合いと美しい木目が特徴で、衝撃に強く、耐久性も高い木材になります。

高級家具や室内装飾に使用されます。

・メープル

傷や衝撃に強く、表面のきめの細かい木目が魅力で、床材や家具などに広く使用されます。

・ヒノキ

皆さんもご存じの日本を代表する高級材です。

特有の芳香や光沢があり耐久性もあるので、柱や家具、浴槽などに使用されます。

・パイン

地域によって材質や風合い、強度などが異なります。比較的に柔らかい材質なので、素足で歩く床に向いています。

 

まだまだ沢山ありますが今回はここまで...!

ご紹介した無垢材だけでもそれぞれの特徴や用途があることがわかりますね🌳🌲

 

無垢材はその個性的な風合いや質感を生かして様々な用途に活用され、空間に自然な魅力や温かみをもたらしてくれます。

是非皆さんもお気に入りを探してみてくださいね!✨🥰

 

以上、「無垢材」についてでした!

 

次回もお楽しみに!

2024-10-21 17:00:00

木材について知ろう! 第5話 「木材の欠点」

栃木に根差して100年以上の木の花ホームしもつけ匠会が送る、お家ができるまでの豆知識のご紹介!

「木材について知ろう!」

本日は第5話をお届けしていきます!

 

前回までは木材の種類や部位の名前などを紹介してきましたが、

今回はそんな木材の欠点に注目していきたいと思います。

もちろん木材は多くの強みを持っていて、日本の風土に合った素晴らしい材料であることに変わりありません!

材料のメリットやデメリットなど、状況によって必要なものは変わってくるので、少しでもそのあたりの理解を

深められる記事が書けていたら幸いです・・!

 

まずざっくりと、

・害虫被害

・変形しやすい

・色の変色や均一性に欠ける(デザインとして楽しむ方も多くいらっしゃいます!)

など、いくつかよく耳にするような欠点がありますね。

 

このような欠点からもう少し踏み込んだ内容として、

「割れ(われ)」  「入皮(いりかわ)」について説明していきたいと思います!

 

・割れ

木は空気中の水分を吸ったり吐いたりすることで木の細胞が膨らんだり縮んだりするため、

その動きが割れの原因となってしまっています。

割れ方にも色々と種類があり、年輪に沿って割れる「目廻り(めまわり)」、木の中心から外側に向けて割れる「心割れ(しんわれ)」、この心割れが進行し、複数割れが生じてしまうことを「星割れ(ほしわれ)」と言います。

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対策として、木材に塗装材を塗り、コーティングをすることで木材が空気に触れないようにする方法や、

機械で木材の水分を飛ばして乾燥させる方法など、他にも様々な対策があります。

 

また、しっかりと自然乾燥させた木材は、割れた場合も一概に強度が弱くなるとは言えない(強くなる場合もある)ので、

難しいところですね・・・

 

 

・入皮

樹皮の部分に傷がついて組織が機能しなくなり、その部分だけ成長が止まってしまいます。

しかしその傷の周辺は成長を続けていくので、それによって巻き込まれた部分を「入皮」と言います。

入皮によって繊維が連続しなくなってしまうので、使う場所によっては影響が大きくなります。

しかし、模様の少なく差別化のしにくい木材に丁度良いアクセントだったり、自然を感じられたりと、

好んで家具などに取り入れていることも多いですね。

入皮

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以上、「割れ」「入皮」についてでした!

 

次回もお楽しみに!

 

2024-10-17 17:00:00

木材について知ろう! 第4話 「木の表と裏」

木材について知ろう!

本日は第4話「木の表と裏」についてご紹介します!

 

みなさんは木材に表と裏があるのをご存じですか?

読んで字の如く、木の表面と内側という単純な違いなのですが、

使い方を誤ると大きな仕上がりの違いになってしまうのです。

 

建築に携わる人間としては知識として持っていることが重要ですが、意外と知られていなかったり、知識を持っていても実際に見分けるのは難しかったりするのです。

そんな木表と木裏についてご紹介です!

 

まず名称として、木の表側を木表(キオモテ)、内側を木裏(キウラ)と呼びます。そのままですね。

前回ご紹介しました、板目に製材したの場合に使われるもので、木の中心を通して製材される柾目にはないものになります。

 

次に性質の違いについて、

木は水分が抜けて乾燥すると反る性質があります。

特に木の表面に近い方が水分を多く含んでいるため、乾燥した時には表面側が大きく反りやすい傾向にあるんです!

そのため木裏側に凸上に変形しやすいとされています。

こうした性質を理解したうえで施工をしないと、大きなトラブルになりかねないのでそういった部分も職人の知識と腕が試されますね!

 

それでは、どのように見分ければ良いのか気になりますよね?

分かりやすい方法としては、木口(木材の断面)の年輪を見れば一目瞭然です!

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上の図のように、年輪が山になっている方が木表で、反対に谷になっている方が木裏という事になります。

こう見比べると誰にでも判断できそうに思いますが、実際には難しかったりするんです。

ちなみにベテランの大工さんたちは木口を確認せずとも、板目を見ただけで瞬時にどちらかを判断できるみたいです。

 

性質の違いによる使い分けで分かりやすい例として、鴨居と敷居があります。

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通常建具側に木表を向けて施工しますが、これを反対に木裏を建具側に向けて取付けてしまうと、反った時に建具が動かなくなって開閉できなくなる場合も考えられます。

そのため、反っても支障が出ないように図のように木表同士が向き合うよう取付るのが一般的です。

 

他にもフローリングや集成材など性質を考慮した使い分けはありますので、木材を見る機会があれば是非こういった視点で確認してみると面白いかもしれませんね!

 

以上、木の表と裏でした!

2024-10-14 17:00:00

木材について知ろう! 第3話 「木目とは」

「木材について知ろう!」

本日は第3話をお届けします❕

 

前回は木材の部位ごと名称についてお話したかと思いますが、本日も引き続き名称や木目、木材の性質についてご紹介しますヾ(•ω•`)o

皆さんは『板目』と『柾目』って知っていますか??

 1.jpg

 

板目(いためとは、丸太の端から端まで平行に切り出したもので

断面を見ると年輪が山形の模様に見えます🏔️

◇特徴

・板目は柾目と比べると、強度があり多少の曲げにも耐えられたり、水に強い性質を持っている

・ウッドデッキなどエクステリアに使用するには板目の木材が適している

・丸太から無駄なく木取りできるため経済的

・柾目で製材するよりも、1つの丸太から大きな材を製材することができる

 

柾目(まさめ)とは、丸太の中心を通して切り出した時に現れる縦縞状の木目のことで

断面をみると年輪が横に繋がって並んでいるような状態なのが分かります🪵

 

◇特徴・柾目の板は反りや収縮が少なく、割れにくい性質

・年輪の柔らかい部分と硬い部分が交互に並んだ木目のため、柔らかい部分は水分を吸収しやすい

・膨張や収縮が少なくドアや建具などの材料に最適

・板目と比べて数が少ししか取れずコストが高くなる

こんな感じで普段何気なく見ている木目にも種類があり、それぞれ特徴があるんです❕👀

板目と柾目以外に杢目(もくめ)という木目もあります❕❕

杢目の模様は、傷や気象などが影響して年輪が変化することで発生します。

同じ木でも切る場所が違うと、異なる杢目が現れるんです🏝️

竹の子杢という杢目が有名かなと思います↓

2.jpgタケノコを縦に割ったように中央が山形になってますよね?

木目がはっきりとしていて均整がとれたものが美しいとされています❕❕

杉、桧、欅などに見られて天井材としても使われます

こんな感じで他にも名前の付いた杢目があるので時間があるときに調べてみてください😊

変わった名前の杢目があるので調べてみると面白いですよ👍

ちなみに❕木目を見るだけで生えていた向きもわかるんです🫢

植わっている木を想像してください🧐

木の上側、梢(こずえ)の方が「末」、木の下側、根っこの方が「元」

それぞれの切り口のことを『末口』『元口』と呼びます🪵

簡単な見分け方として、竹の子杢でいうと模様が

とがっている方:『末口』広がっている方:『元口』

です❕

他にも木の見分け方などたくさんありますが、今回はここまでで❕

次回もお楽しみに👋

 

 

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